2歩戻ったら2.5歩進みたい

関東で働くweb developerのブログ

2021年 ふりかえり

月別ざっくり振り返り

やったこと
1月 個人開発アプリのリリースに向けて頑張る
2月 個人開発アプリをリリースする
3月 個人開発アプリの運用・改善する①
4月 個人開発アプリの運用・改善する②
5月 個人開発で燃え尽きる①
6月 ゲームしたり読書したり引越し準備したり(個人開発で燃え尽きる②)
7月 ゲームしたり読書したり引越し準備(個人開発で燃え尽きる③)
8月 引っ越し
9月 家を整える
10月 スマブラと読書
11月 転職活動
12月 転職活動

個人開発

今年の前半は個人開発に注力していました。2020年の9月ぐらいから取り組んでいたので足掛け半年ぐらい開発をしていたことになります。

zenn.dev

リリースまでは朝早起きして1時間コードを書き、仕事を定時で終わらせたらご飯を食べて寝るまでコードを書くような生活を続けていました。この頃はモチベーションに満ち満ちており、個人開発でアプリを出して小銭を稼ぐぐらいまでは行ってやるぞ、と思っていました。

無事2月にリリースにこぎつけたのですが、残念なことにリリース後のトラフィックはほぼ全くの無風でした。もちろんTwitterで潜在ユーザーに直接宣伝してみたり、既存のユーザーにヒアリングしてみたり、改善はやったつもりでしたがそれ以上にモチベーションが保ちませんでした。

今振り返ってみるとニーズの捉え方が甘く、結局はユーザー(自分含め)が本当に欲しい物をわかっていなかったことが成功できなかった原因だったと思います。まぁそれはそれとして、自分が全力で出したアウトプットのクオリティの低さに耐えられなかったのもあり、燃え尽き症候群のようになってしまいました。結局そのままアプリは放置しています。どこかのタイミングでモチベーションが戻ってきたらまたやってもいいのですが、しばらくは別のことに時間を使おうかなと思っています。

本とかゲームとか

5~6月は余暇の時間を読書やゲームに向けました。

モンハン。PSP以来だったのでついていけるか不安だったけど、とりあえずソロで全部回れはした。アクションがめっちゃ進化してて楽しかったです。

FE風花雪月。リシテアちゃん可愛いよ。

発売当初にリトルマックでVIPに入って満足してたんだけど、友達が本格的にやり始めたので巻き込まれる形でまたやり始めた。オンライン対戦のレベルが上がりすぎてて怖い。来年はちゃんとVIPに入れるようになりたい...。

展示を見に行く度に歴史を知らないのは勿体ないような気がしていたので読みました。印象派以降の流れが分かったので色んな画家に対して親近感を持てるようになった。嬉しい。

あとこの辺。もうちょっと読んだ気もするけど...。

canisterism.hatenablog.com

canisterism.hatenablog.com

引っ越し

今年の後半に入ってからは引っ越しが大きなトピックでした。今の彼女と同棲することにしたので大田区から川崎に引っ越しました。23区に比べると家賃がバカみたいに安くなりました。

引っ越しを経験するのは人生で3回目ですが何回やっても大変ですね。特に今回は初めての同棲だったので、家具家電をほぼ全部新調するために2人で検討するのが大変でした。必要な家具家電を全部洗い出して暫定の予算を書き込んだ上で必要なタイミングを考えながらいつ買うのかを決めるためにスプレッドシートに作ったり、引っ越しのタスク整理のためにNotionで看板を作ったりしました。ほぼ仕事でしたが普段プログラマーとして働いているのでプライベートでPMっぽい仕草をするのは楽しくもあったので良かったです。

もう語り尽くされてますが、ドラム式洗濯機とロボット掃除機を入れたのは今でも正解だったと思ってます。この辺の話をどこかで書きたい。

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PanasonicのNA-VX700BL

この動画がすごく参考になりました。

【コスパ最強】洗濯乾燥機をスペックで選ぶのは危険!下位機種で良い理由!おすすめが1つだけありました - YouTube

実際に引っ越したのは8月でしたが、9月〜10月まで家具選びを頑張っていた記憶があります。ソファとか棚とかテレビとか。また、自室の環境も引っ越しに伴っていい感じにしたいと思っていたので思い切って電動昇降式机を導入しました。好きな時に立ったり座ったりできるのは最高。

お仕事

仕事に関して、今年はチームで上手くバリューが出せなくてずーっと悩んでいたような気がします。親しくしていたメンバーの方がチームから抜けたり、チームにおける自分の存在意義が上手く見いだせなかったりしてモチベーションがうまく継続できませんでした。

また、Flutterという技術を自分のキャリアにおいてどういう位置づけにするのか?という問いをずっと考えていました。

現職ではFlutterを使ってモバイルアプリエンジニアとして働いていますが、このままモバイルアプリエンジニアとしてキャリアを積んでいくのか?という疑問が今年の中盤からずっと頭の中で渦巻いていました。

Flutter自体は素晴らしいフレームワークですが、2年間触った感想としてネイティブのレイヤーに近くなれば近くなるほどFlutterによるデメリットが浮き彫りになっていくように思います。単純なJSONのやり取りだけであれば良いですが、Webviewやテキストフォーム、カメラなどの機能を使うことを考えるとつらみが多くなってくるのではないでしょうか。(Google謹製のアプリのうちいくつかはFlutterベースに書き換えられているのを見ると単純に僕のスキル不足によるものである可能性も否めないですが)

つまり(?)、今時点の自分のFlutterに対する認識はこんな感じです。

  • クロスプラットフォーム開発のためのフレームワークとしては素晴らしい
  • ただし、ネイティブのAPIに近いことをやろうとすると結局ネイティブのコードを書く必要がある
  • 自分はネイティブのコードが書けない(し、あんまり書くつもりがない)
  • ネイティブのコードが書けないFlutterエンジニアがマッチするのは「(複雑なことはせずに)とりあえず両プラットフォームでモバイルアプリが欲しいプロジェクト」である

なので、Flutterをキャリアの中心に置き続けるには、ネイティブのコードが書けるようになるか、ネイティブのコードが書けなくても問題ないようなアプリを書き続けるかのどちらかになると考えました。自分はモバイルアプリを作り続けたいわけではなく、一人のwebエンジニアとしてプロダクトを出すための力をつけていきたいと思っています。こういった考えから、今のチームでFlutterを書き続けるのはやめて、別の会社でwebアプリケーションを作るエンジニアとして働く決断をしました(書いてみると決断が一足飛びな気もしますが、まぁ書きにくいことも色々あるのでお察しください)。

注:Flutterを書いてる/好きな方やFlutter自体を貶したい訳ではないです。個人のキャリアとしての観点なので悪しからず。

というわけでなし崩し的に転職エントリになってしまいましたが、来年の1月から別の会社でお世話になります。現職には3年とちょっと在籍したので、そろそろ別の会社を見てみたかったのもあります。

次の会社ではおそらくまずはRailsでバックエンド+インフラもやることになる(というかやりたい)と思っています。今までどちらかというとUI寄りの開発が多かったのですが、ゼロイチでサービスを作れるようになりたいので新しい挑戦をしたいと思います。

総括

なんだかまとまりのないエントリになってしまいましたが今年の振り返りはこんな感じです。全体的に集中力が下がってしまって、まとまったインプット/アウトプットが出なくて悔しい感じになってしまいました。いろんな失敗を経験したのでもうちょっとちゃんと振り返りをして次に繋げたい...。

キャリアに関して、正直今でも明確な回答が出てる訳ではないんですが、自分なりに考え抜いた結果出た答えなので、来年は修行だと思ってひたすらコードを書いていきたいと思います。来年の目標もサクッと書けるといいなー。それでは良いお年を!

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武蔵小山「てりや」の のどぐろ。なんとなくめでたそうなので。