新しいLinuxの教科書を読んだ
読みました。EC2とかDockerでなんとなくLinux触ってるのが気持ち悪かったので、何が分からないのかわかるようになるために読んでみた。この本が対象とするのはLinuxを触ったこともないような、あるいはこれから初めて触るような人に向けた内容だったので、前半は割と知ってる内容が多かった(ファイル操作とかviとか)。後半はパーミッションやプロセス、標準入出力やシェルスクリプトなど、自分が何となく知ってるけどあんまり意識して触ってこなかったような概念についての説明だった。
全体通して非常に文章が分かりやすかったので割とスラスラ読めた。ただまぁsedとかawkとかのテキスト処理やシェルスクリプトは正直苦手意識がある。多分サーバー構築の自動化なんかでシュッと書けると便利なんだろうなーぐらいの感覚なので今ここにコミットしなくてもいいかなーと言う感じ。
とりあえずこの本を読んで「Linuxが何か知っている」ぐらいのレベルにはなったのではないかなーと思う。これで例えばwebアプリケーションの運用がやれるかというとそんなことはないので流石にもうちょっと詳しい本を読むなどしたい。
雑に調べたらLinuxの認定試験のLinucのレベル1が割とちょうど良さそうなのでやってみてもいいかも?と思っている。
章ごとの感想
- Chapter 01 Linuxを使ってみよう
- Chapter 02 シェルって何だろう?
- カーネルとシェルの関係について、など。理解がふわふわしてたので良かった。
- Chapter 03 シェルの便利な機能
- Chapter 04 ファイルとディレクトリ
- Chapter 05 ファイル操作の基本
- Chapter 06 探す、調べる
- Chapter 07 テキストエディタ
- Chapter 08 bashの設定
- .bashrcと.bash_profileと/etc/profileの関係についてなど
- Chapter 09 ファイルパーミッション、スーパーユーザ
- Chapter 10 プロセスとジョブ
- Chapter 11 標準入出力とパイプライン
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と<
と2>&1
- Chapter 12 テキスト処理
- sort, uniq, wc, cutなど
- Chapter 13 正規表現
- 正規表現わからん
- Chapter 14 高度なテキスト処理
- Chapter 15 シェルスクリプトを書こう
#!/bin/bash
がおまじないでなくなった
- Chapter 16 シェルスクリプトの基礎知識
- Chapter 17 シェルスクリプトを活用しよう
- この辺を読んで雑なテキスト処理とかターミナルから実行する運用系のコマンドはシェルスクリプトにして見たりすることが出来た
- Chapter 18 アーカイブと圧縮
- tarってアーカイブだけで圧縮じゃないんですね。知らなかった。
- Chapter 19 バージョン管理システム
- Chapter 20 ソフトウェアパッケージ